心葉 kokoloha

kokoloha.exblog.jp
ブログトップ

タグ:薪 ( 11 ) タグの人気記事


2016年 02月 27日

木の軌跡の奇跡

f0258061_2072198.jpg

薪をわりだして早7年4ヶ月がたちました。「薪割って大変そうでメンドクサそうですよねえ」と言われ続けながら屋久島生活の基盤を創造してきたといっても過言ではないほど、僕らの耳にまとわりついてくる台詞であります。こんな皮肉ぽっく書く理由はずばり、割れば割るほど薪割りはなんて気持ちのいい瞬間なんだろうと日増しに強く思えてくるという実感が起因しています。飽きる、しんどいどころか、薪割りはとにかく「気持ちがいい」。特に屋久島で手に入りやすい杉を割ったときのパーンッと鳴り響く気持ちよさといったら。。。もう東京には還れません。

上の写真のハルが抱えた杉は、家の壁の材として利用された切れ端で、もう建築としては使えないと判断され、あとは薪としてエネルギーになってもらうしかないなと烙印を押された杉。いつもならお風呂か料理の薪としてなんの迷いもなく燃やしてしまうのだけど、今日はなぜか思いとどまってしまった。その理由は「ヒマ」がボクの心に生まれたからだ。

心に余裕ができると気づきが多角的になる。

日ごろ何気に思っていた「杉を割ったときの断面ってなんて素敵なんだろう」という思いがいつもは忙しくて通り過ぎていたのだけど、今日は通り過ぎていかなかった。心にずっと留まっていた。

すると不思議だね。遊び心が芽生え、楽しげなアイデアがおりてくる。

「念を込めて割った杉の断面は世界で一つの造形美。これで作品をつくってみたいな」

f0258061_2016597.jpg

神経を集中して、この杉を割ってみた。

f0258061_20321860.jpg

パーンッ!手に伝わってくる心地よさ。そして、覗き込めばなんとも美しい凹凸の断面!製材所ではお願いしてもできない手斧でしか創りだせない世界に一つの造形美。

さてさて、この世界で一つしか存在しない杉板を、屋久島の風に心身を乗せて、直感でノミで削り、自分本位にならないように、未来のカフェで展開していく楽しげな映像を妄想しながら、その空間にマッチするように・・・

f0258061_20395578.jpg

屋久島の雨と大地と太陽が育んだ杉と、ボクのヒマが生み出した裸の感性が作用してできあがった作品。

こんな創作活動を一つ一つしながら、僕らは心を込めて、内装工事や農園づくりに毎日向き合って未来を想像しながら創造してます。

これからみんなにたくさん触ってもらって、さくさん手垢をつけてもらって、どんな風合いがでてくるのか楽しみでなりません。
[PR]

by wazofamily | 2016-02-27 20:42 | ものづくり
2014年 01月 15日

薪暮らしって

f0258061_1029551.jpg

身の回りの自然に生きる木を
自らの手でいただき
自らの手でマッチに炎を灯し
自らの手でじっくりと炎の熱を貯め
島に生きる幸を温めて食す

うまいっ!

やがて木は灰となり我が手元で熱を失っていく。
灰は酸性土壌の畑を中和してくれるので、自らの手で畑にまく。

薪暮らしには無駄がなくゴミを出さない美しさがあります。

そして、毎日の暮らしの選択を能動的に決定しながら生きる楽しさがあります。
[PR]

by wazofamily | 2014-01-15 10:28 | 食べる
2012年 12月 29日

餅つきの準備

f0258061_10103794.jpg

明日は島の友達で餅つき!

大人がすべて用意してしまうようなイベントにはしたくはないから
子供たちを集めて、今日は明日たっぷり使う薪集めをすることに。

森にはたくさんの枯れ枝が落ちている。

子供たちの行動はとても面白くて、薪集めを仕事としてはまったくやってくれない。笑 遊びの一環として集めるから、楽しい遊びが他に見つかると薪集めはさておき、木登りなんかがはじまっちゃう。森には遊びが無数にあるなあ。

親の手伝いをしながら、自分の遊びを能動的に見つけ出すこの経験が、きっと自分の夢を見つけ出し、その夢を何とかして実現してやろうという「行動力」と「創造力」を育むものだと僕は思っています。

明日は雨予報だけど、いい餅つきになるといいな~
[PR]

by wazofamily | 2012-12-29 10:06 | 集い
2012年 02月 02日

ピザづくり

f0258061_14413555.jpg

只今、あゆみが薪ストーブで焼くピザを思案中。写真、包装、盛り付け・・・最高のピザへの道は険しく、日々試行錯誤の連続。どんなピザが生まれるかお楽しみに~。
[PR]

by wazofamily | 2012-02-02 14:41 | 食べる
2011年 12月 09日

薪ストーブ君、今年もよろしくお願いします!

f0258061_15193526.jpg

北風がはいりこみ屋久島も冬到来かな。我が家では薪ストーブに火を入れ始めた。薪は去年から集めていたもの、廃材が無尽蔵にあるので今年も暖かな冬が過ごせそうだ。ゆらゆらと形を変えながら夜を照らしてくれる炎は、僕らに心の安らぎを与えてくれる。

限りある化石燃料に極力頼らず、持続可能な薪(自然エネルギー)を利用する暮らしへ。  俊蔵より
[PR]

by wazofamily | 2011-12-09 15:18 | 自然に生きる
2010年 12月 27日

Win-Winの庭仕事

f0258061_1737966.jpg

今日は、桑山さんの巨大タブノキの剪定へ。去年剪定したウラジロカシとタブノキをまずは確認。無事成長していてほっと一安心。去年の剪定風景はこちら

今日、剪定する木をよく見れば、スダジイとタブノキがまるで一本の巨木のように生い茂っていた。写真手前側がスダジイ。こんなスダジイの巨木は初めてだ。スダジイといえばシイタケのホダ木に最高の代物だ。切った木は全部もちかえっていいとのこと。これは和蔵シイタケの増産が期待できるぞ!ホダ木にならないものも、来年の薪になる。

桑山さんは切ってほしい。
僕は木がほしい。

お互いのためになる仕事は本当に気持ちのいいもの。
人のためになって、僕も嬉しい。そんな双方が幸せになるWin-Winの仕事をこれからもしていきたいものだなあ。  俊蔵より
f0258061_173752100.jpg

[PR]

by wazofamily | 2010-12-27 17:35 | 造園
2010年 12月 24日

薪置き場完成!

f0258061_16583799.jpg

薪置き場が今日完成した。木材や釘は全部廃材。そして、屋根の板瓦は廃材を使った残りの切れ端を取っておいたもの。廃材の廃材だ。物を大切にリサイクルさせていくことは、僕らの暮らしでは当たり前のことなのだけど、その過程を楽しむことはもっと大切だと思う。


薪置き場は必要に迫られて作ったのだけど、ぱっぱとどこにでもあるようなものをつくったんじゃ面白くない。だから、そこに自分が楽しくなる、カッコイイと思うアイデアを入れてみる。 そうすると、世界で一つしかない愛着が湧いてくるものができあがっていく。来年も、ガイド、写真、パン工房を創意工夫をしながら楽しく創りあげていきたいな。 俊蔵より
[PR]

by wazofamily | 2010-12-24 16:57 | ものづくり
2010年 12月 22日

年内に薪置き場を

f0258061_16545684.jpg

年内に終わらす家の仕事は、薪置き場をつくること。今日は骨組みまで完成。あとはトタンと壁板をはれば完成だ。あと一日もあれば終わるだろう。


後は、明日のサンゴ調査をして、知り合いの巨大なタブノキの剪定を終えたら、家の大掃除をして正月を待つのみ!


もう~い~くつ寝ると~ お正月~

もうお年玉はもらえないけど、暖炉を囲っての正月は楽しみ楽しみ。  俊蔵より
[PR]

by wazofamily | 2010-12-22 16:54 | ものづくり
2009年 11月 18日

支えられて生きる

昨日の夕方、突然家の外から「ゴトン、ゴトン」という音がしたので、何事かと思い懐中電灯を持って出てみると、大家さんが軽トラックから太い広葉樹の木を下ろしていた。

声をかけると、

「お~阿弓ちゃ~ん、びっくりさせたね~。今日山に遊びに行ったら、こんないい木が放置されてたから、焚きもん(風呂の焚き木)にいいなぁと思って持ってきたんよ。まだ乾いてないからすぐには使えないけど、また明日にでもチェンソーで切ってあげるからね」
f0258061_714496.jpg

そして今日、俊三が以前積んだ焚き木の長さを見ながら、軽快にチェンソーで切ってくださった。
切った焚き木を一緒に家のそばに下ろす作業を手伝ってびっくり。
本当にしっかりした広葉樹で、短く切ったものでもずっしりと重たかった。
これを1人で山から軽トラックに積み込み、我が家まで運んで下ろし、更にはチェンソーで切ってくださったなんて。
本当に有難くて、言葉では言い表せない気持ちになった。
f0258061_7144186.jpg

五右衛門風呂だったり、水道が山水だったり、家まで入る道が舗装されていなかったり、人里離れていたり。

現代ならば当たり前に有るものが無い生活はそこだけ見るとマイナスに感じるけれど、そのお陰でたくさんの方に支えられて生きていることを常に実感することができる。

まだまだ支えられてばかりで何もお返しできていないけれど、いつかお返しできるよう、いつも感謝の気持ちを大切に生きていきたい。  阿弓
[PR]

by wazofamily | 2009-11-18 07:12 | 自然に生きる
2009年 05月 22日

木のある暮らし

最近 家の仕事がまったくといっていいほどはかどらず

我が家では薪問題が深刻になっていた


島には伐採された良質の広葉樹が探せばいたるところにあるが

先日のとおり 必ずしもすぐ使えるとはかぎらない

軽トラックで運搬し ノコで細かく切り 雨のあたらない場所に積み上げ 乾燥するのを待つ・・・

薪拾いはものすごい労力と時間がかかってしまう 

これからの夏の忙しさを考えると 薪集めはできそうもない・・・



そんな時 島の友人からおいしい情報を得た

製材所ででたゴミの切れ端を安く譲ってくれるそうだ

この切れ端は 燃やして処分したり 堆肥センターに持っていって堆肥化するそうだ


それなら 燃やすときに出る熱を利用する手はない

我が家の風呂炊きや煮炊きといった大事な熱源として杉のゴミの切れ端を利用していきたい

そして 残った灰は畑をアルカリにしてくれるので 畑にまいてみよう



こんなささやかなゴミの利用が製材所を営む人の小遣い稼ぎになれば こっちも嬉しい

この製材所は 国有林の杉の間伐の仕事を請け負っている

日本全国に広がる荒れ果てた杉山の行く末を担っている林業の方々の力に少しでもなっていきたい


そして何よりも 石油などの再生不可能な化石燃料を多用する暮らしから

再生利用な木を育て利用する持続可能な暮らしへと僕らのライフスタイルをシフトしていきたい



薪がないことで 島の人と新たな繋がりができ 僕らの望む暮らしがまた一歩前進した

モノがない暮らしには心温まるワクワク感がつまっている

f0258061_6273987.jpg



2トントラック満載でやってきた杉のゴミたちを雨の中 せっせと阿弓と家の庭に運んだ

夫婦で汗水たらしながらいっしょにやる作業って家族の絆を強める大切な時間だと思う


俊蔵より
[PR]

by wazofamily | 2009-05-22 05:59 | 自然に生きる