2016年 10月 07日
我が家で実った角芭蕉のバナナ。角芭蕉は切り取らずバナナの木(草本)に実らせたまま熟すのを待つらしいのだが、我が家は子供のバナナ欲が強く早々に切って吊るして待つことに。噂通り3週間ぐらいたってもまったく黄色くならない。噂は本当だった。 がしかし、ついにようやく1つずつ熟しだした! がしかし!いつの間にか、黄色いバナナだけがなくなるという被害が我が家で頻繁化。 がしかし!!今朝7時13分ついに犯人を目撃。息を止め、お腹に力を入れ、足の力を使い、思いっきり引きちぎるという原始的な採集方法。 すでに手元に2つ。顔が極悪すぎて、僕らはただただ犯人のなすがまま見守るだけでした。 笑いの朝で一日が始まる屋久島から中継でした〜 #
by wazofamily
| 2016-10-07 10:10
| 家族
2016年 10月 02日
「農とかかわる生き方」をテーマに調査にきた大学生との1週間が終わった。 農業じゃなくて生活の一部としての「農」の魅力をどう伝えるか、楽しくも難しい受け入れ側のテーマでした。僕らが農を暮らしの中に取り込んでいる理由はたくさんあって 自分で育てた命はとにかく美味しい それを食してると日々生きてることに感謝できる 安心できる健康な食べ物が得られる 輸送のエネルギーを節約できる 途上国の自然破壊を軽減できる 搾取の上に成り立つ貧困を生み出す社会構造から抜けられる 根拠のない自信がうまれる 根拠のない安心感がうまれる お金に縛られない暮らしができる 遊ぶ時間がたくさんできる 夢追い作業にたくさん時間がかけられる などなど。まだまだあるけど、1つでも伝わってくれてたら嬉しいな。 一粒から何百もの種を生み出してくれる大地はマジですごい!この大いなるお力をお借りして、お金のトリックにハマらない夢を追い続けられる「地球を遊べる大人」に! #
by wazofamily
| 2016-10-02 09:41
| 農園
2016年 09月 27日
屋久島で自然に寄り添いながら暮らしていると今まで都会で教えられてきた常識に違和感を感じることがある。今日は「弱肉強食」という言葉について。 弱い者は肉となり強い者がその肉を食す。という強烈な恐怖感をうえつけるこの四文字熟語に都会人だった僕は無意識のうちに溺れていたように思う。 自然界において、人間が弱者になることはない。人間界においては、がんばって勝ち組にならないと。 この2つの感情の名のもとに、他の生きものに許しを得ることなく傲慢な態度で自然を破壊しまくり、他国の脅威を不安がる衝動が軍需産業を強大なものにしている。 屋久島の自然と対峙していると、捕食される生きものはいつも穏やかに命を渡していることに気づく。 ニワトリを締めるとき、彼らの態度は、僕にはとてもできないほど静けさのうちにいる。僕だったら、命を他者に譲ることを許容できず、気が狂ってしまうだろう。 写真の見方は自由が基本だけど、この写真だけはセミを主体にどうか見てほしい作品です。セミはヤられたのではなくて、弱者のカマキリに命を譲っているのだと。そういう見方をすると僕の中で不思議とカマキリの怖さがゆっくりと消えていき、カマキリの動きが臆病でコソコソしてるように見えてくるから不思議です。 カマキリの鋭い腕は、現代の人間がやっきになって作り続けている兵器にみえます。 弱い者ほど強力な暴力を渇望し、依存している。 でも、この星がうまく回っているのは、非暴力的で見返りを求めないGiftを与え続けている無言の強者がいてくれるからだと、この捕食シーンに、いやいや、違った。この命を譲るシーンに出会ったときに思いました。 弱食強与。 #
by wazofamily
| 2016-09-27 09:29
| 自然に生きる
2016年 09月 26日
アユミと僕が所属していた東京農業大学の研究室「農業開発政策研究室」が今年でなくなることに。今年で最後の収穫祭となる政策研のテーマは「農と関わる生き方」。そこでアペルイのフィールドが選定されたようで、農大生が昨日からやってきて新風を吹かせてます。 今日は稲刈りを加勢してくれて大助かり! 自然農の師、福岡正信さんが育て、幾人もの人の手によって引き継がれ、僕の手に渡ってきたお米「ハッピーヒル」が、収穫の時期に。 今まで不耕起でやってきたけど、今回は初めて機械を入れシロカキもしたからか、なかなかの穂のつき具合。苗づくりから、たくさんのイソウロウのみんなが手伝ってくれた日々が思い出され、感無量のたまらない幸せを感じながらの稲刈り。 みんなありがとー。 農「業」は大変だけど、農は幸せで楽しすぎる! #
by wazofamily
| 2016-09-26 09:22
| 農園
2016年 09月 24日
『食』今年の夏、初めての夏野菜完全自給を達成できた。ゴーヤ、オクラ、ナス、キュウリ、シソ。たくさん育ってくれました。夏のあいだは彼らがいてくれたら屋久島では十分。 『住』ここ2年でメインの「すみか」がだいぶ進み、来年の春までに大方の大工仕事が終わる予定。 そしてずっと後回しにされていた『衣』を、仲間の力を借りて、ついにとりかかることに。すでに完成して1ヶ月以上もたっているのですが、ガイド業が今年は特に忙しく、今日の告知となってしまいました。 農薬で他国の大地を汚しながら、劣悪な環境で労働力を搾取してできあがるファーストファッションの服たち。3枚で1000円の格安Tシャツができあがる裏側では、涙が流れている。裏側を知りたい方は映画「ザ・トゥルー・コスト ~ファストファッション 真の代償~」を是非ご覧ください。 ファッションの価値観に革命を! やぶけても、なおして着続けてきたモノを大切にする日本の心を再び! 他国の人に正当な対価を支払ってできあがるwin-winの服を! 地球を農薬で汚さないオーガニック素材で! 着れば着るほど味のでてくる愛着のわいてくる服を! そんな思いで、藍染のTシャツとタンクトップをつくりました。 インドからオーガニックコットンを運び、ネパールのオーガニックヘンプを混ぜて、ネパールの方が丁寧に生地をつくり、宮崎のイロハナのよりちゃんが絵をデザインし、型をつくり、屋久島のCibcabanのひでくん&よねちゃんがひとつひとつ藍染&抜染をして、出来上がりました。地球を移動しながら、幾人もの人たちの愛が注がれできあがった衣です。 ヨネちゃんが商品の紹介を詳しくしてくれています→http://cibcaban.net/archives/28609 完全手作りで染め上げた服なので、少量だけですがお譲りする分までつくれました。 レディースはワンサイズ(5,200円) メンズはMとLがあります(5,500円) タンクトップは今回男性のみです(5,300円) キッズはワンサイズ(4,000円) 最幸の着心地ですよ! 39歳にして、おおよその思い描いてきた衣食住のビジョンがこれで達成できたかな。まだまだ荒削りなアペルイの衣食住。来年やってくる40代はこれらを成熟させながら、ますますこの星を楽しみたいと思っております! このピースTシャツを着ながらね。 #
by wazofamily
| 2016-09-24 16:28
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プロフィール
屋久島でパーマカルチャーをベースに自然と調和した農的暮らしを実践できるフィールドづくりをしています。また、魅力を伝えるガイドと写真を撮り続けています。
ホームページ http://aperuy.com ガイドブログ http://tabibifoto.exblog.jp/ 検索
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