心葉 kokoloha

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2009年 12月 28日

冬季休業のお知らせ

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12月29日~1月14日まで冬季休業します。

来年の新企画のための研修(鳥取県大山の雪山&鹿児島県錦江湾ダイビング) 、そして息子洸平をじいちゃん、ばあちゃんに会わすため里帰りしてきます。


今年、和蔵へ遊びに来てくれた皆さん
ホームページを覗きに来てくれた皆さん
この一年、和蔵を支えてきてくれたすべての方々にとって
新年がすばらしい一年となりますようお祈り申し上げます!


一年間どうもありがとうございました!  家族一同
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by wazofamily | 2009-12-28 07:49 | お知らせ
2009年 12月 12日

自然の巧みさ

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今年の春、買ってきてモロヘイヤの種を植える時、緑色の種にびっくりした。

初めてモロヘイヤの種を見たので、トウモロコシの種と同じように、虫除けなどのためにコーティングされているんだと思っていた。

でも今日、カラカラに乾いたサヤを裂いてみると、中からきれいな緑色の種がたくさん出てきた。

この美しい緑色、そして細かく分かれた種の部屋

自然の巧みさに感動した。  阿弓
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by wazofamily | 2009-12-12 07:44 | 農園
2009年 12月 09日

畑に集う

鈴子ばぁが亡くなってから2ヶ月半が経った。
いつも手入れされていたあの畑。
亡くなる前に植えられていたサトイモやサツマイモは、収穫の時期を迎えた。
去年の今頃は、もんぺ姿に麦藁帽子をかぶった鈴子ばぁが、1人で黙々と芋掘りをしていた。
妊娠9ヶ月の大きなお腹を抱えた私は、「走ったらこけるよ!」と怒られながら畑に入って芋をもらっていた。


あれから1年、鈴子ばぁがいなくなった畑では、息子さんとその友人、近所のおばちゃんが一緒に芋掘りをしていた。
私たちも急いで作業着に着替え、洸平を抱えて畑に行った。
「俺らの子どもの頃からこの時期は3食イモばっかやっど~!ほん~とに嫌やった~」
なんて話を聞きながら一緒に掘っていると、親戚の若夫婦も犬を連れてやって来た。

軍手も着けずに手際よく芋を掘り出すおばちゃん
子どもの頃の話や海の話で盛り上がりながら作業する息子さんや私たち
この畑に新たにパイナップルや南国の花を植えようと意気込んでいる若夫婦
畑のそばで土を食べたり芋を触ったりして遊んでいる洸平
そして元気に走り回る犬たち。
気が付けば、畑はとても賑やかになっていた。
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人の死はとても悲しい。けれど、鈴子ばぁが亡くなったことで、今まで無かった繋がりが築かれている。
それは皮肉なことかもしれない。鈴子ばぁもここに一緒にいたら・・・と思ってしまう。
けれど、これが鈴子ばぁが残してくれた最高の財産なんだと思って、これから大切に繋いで行こうと思う。 阿弓
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by wazofamily | 2009-12-09 07:40 | 農園
2009年 12月 07日

より質の高い旅へ

今日は島の人に高木の剪定を頼まれていたので、チェンソーを久しぶりに手にした。

6~7mも登ると、あの独特な恐怖と興奮で入り交ざった木の上の快適さを久しぶりに楽しめた。しかし、10年も伸ばし放題の木で、木の中は枝が無く、足場(枝)がないため、作業はかなり手こずり苦労した。


へとへとで我が家に帰ると、疲れが吹き飛ぶような言葉が部屋の奥から聞こえてきた。

「嬉しいものが2つ届いてるよ。」

一瞬でぴーんと来た!


贈りものは予想通り、新たなカメラと森林インストラクターの合格通知だった。
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これで、来年はより質の高い旅をお客さんに提供することができる。

自然旅ではガイドの質とカメラの質の向上が来年のテーマなので、この2つの届きものは最高に嬉しい。



より安全に感動の旅を

そして、旅の思い出を形(写真)に残してあげたい



来年の和蔵 、乞うご期待です!  俊蔵より
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by wazofamily | 2009-12-07 07:38 | 贈りもの
2009年 12月 07日

たくさんの笑顔

俊三のお兄さんが結婚するということで、久しぶりに行くことになった東京。
帰ってきてからあっという間に1週間以上が過ぎてしまった。


東京へ行くことなんて滅多に無いので、この機会にお世話になった方々に会いに行こうと、日程を組んで過ごした6日間。

初めて東京に行く洸平は飛行機や電車、人ごみなど大丈夫だろうか、と心配していたけれど、子どもは意外とタフなもの。

乗り物ではほとんど泣くこともなく、それどころか、電車に乗る度に隣に座っている方に可愛がってもらい、移動中も私たちを楽しませてくれた。

以前住んでいた神奈川県の葉山では、お世話になった方の家に泊めていただき、更には、当時俊三が仕事でお世話になっていた方々を集めてパーティーまで開いてくださり、とても素敵な時間を過ごすことができた。
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また東京では、大学生の時にお世話になった酒屋さんの家に泊めていただき、当時のサークルの先輩後輩を呼んで、美味しい食事と美味しいお酒を前に、夜遅くまで夢を語り合った。
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写真にはないけれど、他にも、お兄さんの奥様のご家族や俊三の友達、研究室の先生や先輩後輩、バイトしていたお店のママやマスター、大好きなパン屋さんの家族、 東京のパン屋で修行していた時の同僚などなど、たくさんの人たちに会い、洸平を抱っこしてもらい、今の話、当時の話をした。

たくさんの笑顔とたくさんの温かい言葉

東京からもの凄く遠い屋久島に移住して、普段はほとんど連絡を取り合わないけれど、こうして家族3人を泊めてくれたり、会いにきてくれる人たちがいる。

「実家のように思っていいからね」と言ってくれる人たちがいる。

大学で上京するまではあまり良く思っていなかった東京。

それが今では、また会いたい人たちがたくさんいる場所になっている。

何の伝(つて)もないまま、ただ夢を追って移住した屋久島。

いろんな不安や戸惑いもあったけれど、東京で培った人との繋がりのお陰で、今こうして家族で夢を追い続けることができる。

離れたからこそ見えた、自分の心に宿る東京。

たくさんの笑顔があるから、離れていてもがんばれる。



素敵な時間を本当にありがとうございました。

これからも家族力を合わせて夢を追い続けていきます。

                                                                阿弓
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by wazofamily | 2009-12-07 07:33 | 自然に生きる
2009年 12月 05日

ヤマイモ発掘の旅

12月1日、ヤマイモを掘り行こうと、島の友人けいちゃんから誘いがきた。

これは楽しそうだ。風邪で寝込んでいる阿弓の薬にもなりそうだし。


さっそく二人で藪(やぶ)の中に入り込み、昨日途中で諦めたというけいちゃんが掘っている発掘場所に向かった。そこに行くと、まるで遺跡発掘の現場のように深い穴が几帳面に階段状に掘られていた。


「今日はヤマイモ堀りでね~。」

飲み方の会話の相手からこの言葉が出たときは、骨が折れる大変な日だったんだと島人には察しがつくらしい。それだけ、ヤマイモを掘るのは苦労するようだ。


けいちゃんにヤマイモの葉の特徴を教えてもらい、葉っぱが多くついているめぼしいものを選んだ。黄色く色づきはじめた葉がついているツルを慎重にたどっていくのだが、ツル性のヤマイモは色んな木や草や枯れ木にからまりながら生長しているので、根元を探し出すのにけっこう苦労する。たどりつくまえにツルをちぎってしまうと、もうどれがヤマイモのツルか分からなくなってしまうので、この作業はかなり真剣になる。きっと徳川埋蔵金を探し続けている人もこんな気持ちなんだろうと思う。

このじらされる作業がたまらなく興奮してくる。


「こいつの根元はどこだ~」
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ヤマイモの葉。この季節だと、葉が黄色くなっているので見つけやすい。

ようやく探しあてた根元をみると、すこしがっかり。わずか直径1cmのツルがひ弱そうに土から生えていた。新たに探し出そうかと浮気心がでるも、午後からの用事で時間に余裕がなかったので、今日は小手調べで、このヤマイモを掘ることにした。

造園の仕事をしているときに穴掘りは相当鍛えられたから、30分ぐらいあれば掘れるだろうと予想したがあまかった。掘っていくうちにヤマイモの径はどんどん太くなり最大で4cm程度にまで肥大していた。掘っても掘っても先端が出てこないので、そのうちスコップが届かない深さになってくる。そのたびに、足場を確保するために、穴を拡大し、穴を階段状にせざるをえなくなる。1時間もするとけいちゃんが作り出した発掘現場と同じ風景がもう一つできあがっていた。完全にヤマイモ堀りをなめていた・・・小手調べなんて調子に乗ってすいませんでした・・・腰が折れそうで死にそうです・・・

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発掘現場で埋蔵金を掘り当てた けいちゃん

それからというもの、ある程度掘っては小さな穴に潜り込み、小さなスコップでヤマイモが傷つかないように土をやさしく削っていく作業が続く。ヤマイモの太さはまったく細くなっていかないので、途中で嫌気がさしスコップを放り出したくなるが、ここまできたら掘り出してコイツの全貌を見てみたい!という執念がギリギリ勝ってか、1時間30分の格闘の末、僕も先端までたどりつき、汗だくでヤマイモを地上に引きずり出した。


「おっしゃー!!!」

本当に嬉しくて一人で大はしゃぎだった。

うれしい!たのしい!ヤマイモ最高!

早くかえって、家族に食べさせたい!


縄文時代の人たちは意外と現代人よりも感動の日々を過ごしていたのかもしれない。

ヤマイモが掘れただけでこれだけ感動できるのだから、マンモスがとれたときなんかはどんなテンションになってしまうのだろう・・・


想像するだけで幸せがこみ上げてくる。


まさに、お金で買えない価値がある。プライスレスです!

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スコップほどの長さのあるヤマイモだった。



もう当分は、ヤマイモ掘りはしたくないけど、苦労しないと得れない充実感が全身を覆った。何か登山のあとの達成感に似てるかもしれない。


ときには心が後ろ向きになってもいいんだ。悩みながら、諦めようとしながら、愚痴をこぼしながら、ときには立ち止まって、また少し進めば。やり続けることが大事なんだなあ。


原始的で過酷な作業には、強く生きる哲学がたくさんつまっている。もちろん、だからといって毎日ヤマイモを掘る精神力は僕にはないが、もしかしたら、より便利で快適なライフスタイルを手に入れるたびに、何か大切なことを失っていっているのかもしれないなあ。




大地に深く空いてしまった穴は、子どもたちが落ちたら大変なので、きちっと元通り平らにしたあと、収穫したヤマイモの先をちぎって埋めるのが島の慣わしで、そうすることで、ヤマイモはなくなることなく、また何年後かに元気なヤマイモがとれるそうだ。


今だけよければいいのではなく、未来のことも配慮する島の人たちの生き様がかっこいいから、僕も願いをこめてヤマイモの先端をちぎり、そっと自然に還した。  俊蔵より



追伸、屋久島のヤマイモは擂(す)るとモチのようになります。ダシ汁もまぜてアツアツのご飯にかけ、ノリとネギと少々のワサビをのせたら、いっきにかき込みます!最高にうまいですよ~

今よだれをゴクンッと飲んだ方!明日は仮病で仕事休んで屋久島に遊びに来ましょう。笑

極上のヤマイモを発掘して待ってますよ!
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by wazofamily | 2009-12-05 07:25 | 自然に生きる