心葉 kokoloha

kokoloha.exblog.jp
ブログトップ

<   2009年 08月 ( 5 )   > この月の画像一覧


2009年 08月 28日

屋久島の戦争

先日、いつも野菜をくださるおばあちゃんとゆっくりと話す機会があった。

畑の草取りの手を止め、木陰にしゃがみ込み、洸平を抱っこしてくれる。

いろいろ話すうちに、昔の話に。

「今はいい。なんでも食べ物がある。昔は、この芋づるも食べてたんだよ。

この前伸びた芋づるを手入れしとって、急に思い出してね。食べてみようかなぁ~って思ったね(笑)

正月は、豚を1頭つぶして塩漬けにしたのをおうどんやお蕎麦に入れてね。あれがご馳走だったね~」


そして、話はいつの間にか戦争のことに。


「この畑の上をね、ばばばばば~!って飛行機が通って鉄砲を撃つんよ。

芋畑に這いつくばって芋づるに隠れてね。怖かったよ~

敷布団を頭に乗せて、防空壕に走ったり。妹はまだ3歳だったけど、この前聞いたら、覚えとるって。

まぁ、でもあの鉄砲の光はきれいだねぇ~」


そのおばあちゃんは、当時7歳だったそう。

あの時の芋畑で今も毎日働いている。

作った野菜を出荷するわけでもなく。

親戚にあげたり、私たちにくださったり。


帰りぎわ、

「私も畑がんばらないとなぁ」

という私の言葉に、

「畑はがんばらんでいい。子育てをがんばりなさい」

と。


戦争を経験し、たくさん辛い思い出があるだろうこの場所で今でも野菜を作り、そして私たちをいつも気に掛けてくれる。

私は洸平に戦争を伝えていくことはできないけれど、おばあちゃんからいただく愛情をめーいっぱい伝えていこうと思った。


阿弓
[PR]

by wazofamily | 2009-08-28 21:10 | 自然に生きる
2009年 08月 19日

おむつなし育児

最近、“おむつなし育児”というものを知った。
“おむつなし育児”とは、
「なるべくおむつの外(オマルやトイレ)で排泄させる育児」(おむつなし育児HP)のことで、
赤ちゃんをまめに「おまる」やトイレに座らせ、おむつに排せつする習慣をつけずに育てる(毎日新聞)

というものらしい。

だいたい、1歳を過ぎたらトイレトレーニングをするけれど、人は生まれた時から排泄するサインを出しているという。

それが、1年以上おむつを付けていると、おむつに排泄するのが習慣になってそのサインを出さなくなるため、トイレトレーニングが大変になるのだそう。

でも、この“おむつなし育児”は、今に始まったことではなく、布オムツや紙おむつがなかった昔は当たり前のように行われていたようだ。

そう言えば、いつも野菜をもらったり洸平を可愛がってくれる近所のおばちゃんも、

「こんな暑い時はフルチンでいんよ~!」 と言っていてた。

昔は、家で仕事をしたり、家族が多かったため、赤ちゃんの様子をよく見れたのかもしれない。

きっと、女性も働くようになったり、核家族化が進んだために、赤ちゃんにおむつを付けるようになり、更にはより便利な紙おむつが出てきたのだろう。

そんな時代に、布おむつを使っている私にとっては、おむつ洗いも減って、洸平もかぶれないならお互い気持ちがいい!

ということで、“おむつなし育児”を実践することに。

でも、6ヶ月までに始めないと、おむつに排泄することを覚えてしまうため、なかなか難しくなるらしい。

洸平は、この前7ヶ月になった。

さて、おまるにすることを覚えてくれるだろうか。

それに、おしっこやうんちをするサインって??


“おむつなし育児”を実践し始めて、1週間が経った。

始めはフルチンにしていたけれど、サインが分からず畳にしてしまうことが多いので、おむつは付けることにした。

ただ、おむつに排泄するよりも前に、おまるに座らせるようにしている。

ほとんどおしっこのタイミングは外してしまっているのでおむつの枚数はあまり減らないけれど、おまるにしてくれた時は本当に嬉しい。

それに、まだたった1週間だけど、変化したことがある。

今までよりも、洸平の動きや声をよく感じるようになったこと。

また、洸平は、眠い時とおっぱい以外ほとんどぐずらなくなった。

今まで、おむつが気持ち悪くなって泣くのをサインにおむつ替えをしていたので、1日に何度も泣いていたけれど、それが無くなったからだろう。

眠くなるまで、1人でいろんな物をつかんでご機嫌で遊んでいることが増えた。

“おむつなし育児”は、なかなか子どもから目が離せないし、まめにおまるに座らせるので、手間はかかるかもしれない。

でも、成功したら楽しいし、早くおむつが外れたら後が楽になる。

そして何より、子どものことをよく観察し、声をかけてコミュニケーションを取ることで、今まで以上に愛しくなる。

お互いが苦にならないよう、少しずつ楽しんで、そして、その内サインが分かるようになることを楽しみに、やっていこう。
f0258061_2192686.jpg

[PR]

by wazofamily | 2009-08-19 21:07 | 家族
2009年 08月 16日

一足遅く

ナスとオクラが育ち始めた。
オクラは既に何本か収穫して食べてみた。

一度に1~2本しか収穫できないので、料理するほどではないけれど、生のまま塩と昆布で浅漬けにした。
やっぱり採れたては美味しい。
f0258061_2154952.jpg


肥料もやらず、草もほとんど刈らず、なので、他の畑に比べたら随分と成長が遅いし、背丈も小さいけれど、ちゃんと実って食べられるのだから、自然の力は本当にすごい。
ナスを植えているところは耕してもいない。

さて、どのくらい成長するだろう。
f0258061_2161358.jpg


阿弓
[PR]

by wazofamily | 2009-08-16 21:04 | 農園
2009年 08月 11日

沢と小さなプール

先週、友達の家族がはるばる遊びに来てくれたので、私と洸平も一緒に沢遊びについて行った。

前回、初めて沢に入ったときは、あまりの冷たさにびっくりして大泣きした洸平。
それ以来、少しずつ水風呂で慣らしてきたから、今回は大丈夫かも!と少しずつ水に浸けてみた。
初めはやっぱり不安そうで、泣きっ面。
でも、友達の5歳の女の子がそばで飛び込んで誘ってくれたからなのか、少しずつ興味を持ち始めた。
そしてゆっくりと首元まで浸けてみた。
f0258061_2132360.jpg



おっ、泣かない!

沢の冷たい水でも泣かずに入れるようになった。

もう少し慣れたら、手を引いて一緒に泳げるかなぁ~

そんな日がとっても楽しみだ。
f0258061_2135014.jpg


それ以来、家でも小さなプールで遊ぶようになった。
水の中で生まれた洸平。
水の島で育つ洸平。

水を大好きになって、いつか父ちゃん母ちゃんと一緒に屋久島の大きな海を潜ろうね。
阿弓
[PR]

by wazofamily | 2009-08-11 21:02 | 家族
2009年 08月 02日

山のお弁当には、梅干しの入ったおむすびが欠かせない。

でも、近くのスーパーでは添加物や甘味料の入った梅干しばかりで、なかなか美味しい梅干しが手に入らない。
そんな話を友人にしていたら、その友人が去年作った梅干しをくれた。
梅と塩だけで作ったというその梅干しは、とっても美味しかった。
今年も作るというので、私たちも習いながら一緒に作ることにした。
先月の初めに、梅を洗い、ヘタを取って友人お勧めの塩で漬けた。
そして昨日、しばらく晴天が続くという予報が出たので、土用干しをすることにした。
梅をつぶさないように瓶から取り出し、一粒一粒ザルに並べていく。
f0258061_2101399.jpg


梅と塩だけで、とてもきれいな梅酢もたっぷりあがってきていた。
今年は、友人宅にたくさんの赤紫蘇が生えていたので、赤紫蘇も入れることにした。
茎を入れないように丁寧に摘み、塩で揉んでアクを出す。
その後、梅酢で洗うと、とってもきれいな赤紫に変色した。
f0258061_2111246.jpg

塩と梅、塩と赤紫蘇
塩ひとつで、水分を出したり、アクを抜いたり、殺菌したり、旨味を出したり・・・
添加物や甘味料などを加えなくても、塩だけでとても美味しい保存食が出来上がる。
知ってはいたけれど、実際自分でやってみて、先人の知恵の素晴らしさに改めて気付かされた。
阿弓
[PR]

by wazofamily | 2009-08-02 20:59 | 食べる