「母ちゃんもコウヘイもいるから、もうハルのベットはいらないね。」
昨日、後産ででてきた血だらけの胎盤、羊膜、へその緒を汚そうに見ていた洸平に「これは母ちゃんのお腹のベッドでハルを守ってくれていたものなんだぞ。そんな顔するんじゃねえ!」と一喝!
しょんぼりしてしまったけど、今日サクラの木の下に埋めに行こうと誘うと
「母ちゃんもコウヘイもいるから、もうハルのベットはいらないね。」
そう言って、テクテクついてきた。
そして、いっしょにありがとうと言って手をあわせた。
この暖地桜のさくらんぼをハルが食べる日に、洸平と今日の事を話そう。
これからしばらく洸平と過ごす時間が増えそうです。