去年の10月に植えた菜の花科の野菜が花の時期を終え、種を付けた。
普通の種屋さんから購入したF1種だけど、自家採種して今年の秋また植えてみようと思っている。
F1種とは、多収量で、成長が早く、均一な野菜を作るために人為的に開発された種のこと。
でも、この種は、次の代の種ができなかったり、できたとしても親とは違う性質になるなど、品種として一定しないらしい。
なので、農家は毎年種を買うことになる。可笑しな話である。
命あるものなのに、ちゃんと子孫を残せないなんて。
そんな野菜が本当に体にいいのだろうか・・・
自然農で育てているなら、強い命を育てたいし、ここの環境に適した野菜を作っていきたい。
きっと、年月かけて育てていけば、F1種からでも強い野菜が生き残っていくだろう。
そう思い、天気のいい今日、カラカラになった水菜と小松菜の株を引っこ抜き、種を採ることにした。
菜の花科は交配しやすいので、離して植えなければいけなかったけれど、そんなに面積がなかったのできっと交配してると思う。
それはそれで、来年どんな野菜ができるか楽しみだ。
また、F1種がどんな子孫を残すのかも。