私は昔からお彼岸という日が大好き。
なぜなら、おはぎが食べられるから。
もちろん、
『お彼岸=おはぎの日』
ではなく、
『お彼岸=春分・秋分を中日とし、前後各3日を合わせた7日間のこと。
また、この期間に行われる仏事のこと。(フリー百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」より)』
ということで、先祖を供養し、故人をしのぐ日らしく、本当はお墓参りに行ったりお供えをしたりする。
おはぎも、自分たちが食べるために作るのではなく、ご先祖様のお墓や仏壇にお供えしなくてはいけない。
しかし、そんなことはすっかり忘れて、とにかくこの日はおはぎ、おはぎ♪
という気分で大好きなおはぎを作る。
今年は、餡子もきな粉も蓬もぜ~んぶ自家製。
餡子はよく作っていたけれど、きな粉は初めて。
大豆をじっくり煎って、ミルで挽いてふるいにかける。
買ってきたきな粉よりも香りがよく、そのままでもスプーンでパフパフ食べてしまう。
おばあちゃんから頂いたお重に並べて写真を撮ったら、
俊三と一緒に、温かいお茶をすすりながらあっと言う間に食べてしまった。
いつか、子どもと一緒に手作りして、農園でピクニックをしよう。
その前に、お彼岸がどういう日なのか伝えなくては。
『お彼岸=おはぎの日』と勘違いしないように。
阿弓より