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心葉 kokoloha

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2017年 05月 18日

2017年4月アペルイ便り

今年の屋久島は4月になっても山は雪が降るほど、寒い日が続きましたが、さすがに里ではだんだんとポカポカ陽気に。

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毎年アペルイに遊びにやってくるミックスとまるちゃんが、海に行ってイソモン(いろんな貝)を採りに

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塩をつくりながら薪ストーブで焼いて新鮮な貝たちを食べました。

4月は台湾のほうからやってくる流れ藻が屋久島にやってくる季節です。その藻にたくさんの魚の赤ちゃんたちが隠れて旅をしています。その中にブリの子も住んでいて、モジャコ漁はそのブリの子をターゲットに、捕獲し、成長させて、ブリ業者に売るという漁ののスタイルです。

その他の魚たちは売れないのか、大量に友達の漁師さんからいただきました。揚げて、南蛮漬けにして食べたらとても美味しいです。

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こんなにたくさん。食べても食べてもなくならず、内臓を取りきれなかった小魚は腐らせてしまったほど。お腹いっぱいになるのに大体50匹ぐらいだったかな、この小魚たちを大きくなってから食べたら、1匹で家族みんながお腹いっぱいになるのになあ。海からどんどん魚がいなくなる現実を考えると。。毎年考えさせられる時期でもあります。

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トビウオも大量の時はたくさんいただいて嬉しい海の恵みが続いた4月でした。
大いなる海の惑星に感謝っ!

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ハル君も藻に隠れて旅をしたいのかな。

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アペルイ農園では、今年はジャガイモがよく育ってくれました。食べる分だけ収穫するスタイルは新!新!!新!!!新鮮で最幸です。

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去年の11月に植えたラッキョも収穫の時期に。

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シンガポールからやってきたオードリーとディオナが大量のラッキョを収穫してくれました。そのそばでは桃の花が満開。今年はジュシーな桃が食べられるかな。

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子どもたちと一緒に味噌づくり。

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フランスでデッサン教室をやっているマラリー。農作業が終わる夕暮れ時、いつも絵を描いていた。夢中になってる大人の姿は子どもの心に火をともす。

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島を出る日。素敵は絵を置いていった。

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ベルギーの高校を卒業して日本にやってきた18才サスキア。初めての火の料理。初めてのケーキ作り。

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今年は鳥によるビワの被害が少ないように感じます。近所の方が好きなだけ持っていっていいよと言ってくれたので、みんなでとりに行くことに。

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今年は桑の葉っぱでお茶づくりに挑戦。

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乾燥させてモミモミして。。。うまいっ! ついにお茶の自給も念願叶った。嬉しい〜

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これまた近所の方が、竹の子ほりに子どもたちを連れて行ってくれました。

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大きな竹の子をたくさんとってきてくれた。

島の人、海の向こうからやってきた人、海の生きもの、農園の生きもの。
多くの人たち、生きものたちに支えられながら、4月も豊かな暮らしを営むことができました。
ありがとうの日々です。

# by wazofamily | 2017-05-18 06:45 | 自然に生きる
2017年 04月 29日

屋久島エコビレッジ・アペルイの空撮

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# by wazofamily | 2017-04-29 06:40 | 自然に生きる
2017年 04月 24日

生きてくれているだけで

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娘、生後9ヶ月。

2012年の1年間に5歳未満で死んでしまった世界の子どもたちは、推定で660万人。今もなお、毎日18,000人、4.8秒に1人の子どもが死んでいると言われています。こうやってパソコンをカタカタしてる間にも。

生きてくれているだけで、なんて幸せなことなんだろう。

# by wazofamily | 2017-04-24 06:39 | 家族
2017年 04月 15日

風呂づくり

つ、つ、ついに4年の歳月をかけて我が家の風呂が完成した!
長かった〜。写真を見返してると完成しちゃったのが何だか少し寂しくなっちゃうのは、何でだろう。

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4年前は川がお風呂だった

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豚の飼料を炊く鍋を拾って野外風呂生活スタート

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やっぱり家の中に風呂が欲しいと、友達と風呂作りスタート

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3年前、風呂小屋ができた

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2年前、五右衛門風呂作りスタート

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1年前、大方の風呂作りが完成。我が家の合言葉「とりあえず完成」という言葉のもと、それ以降は全く内装が進まず1年がたった

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そしてついに今年の3月、完成! まだ扉ができてないけど。。。

# by wazofamily | 2017-04-15 06:29 | 家づくり
2017年 04月 03日

3月アペルイ便り

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3月のはじまりはニワトリ小屋作りから。カナダでは「チキン・クープ」っていうみたい。

「日本の家づくりを体験したい」というカナダ人のサムからリクエストをもらった。やりたいことが明確化されてる人に出会うと何か協力したくなるのは人間の性なのか。自分も多くの人の助けを借りて日々暮らせてます。でも、さすがに家づくりは時間的にも経済的にも不可能だったので、日本の在来工法でゴージャスなニワトリ小屋を作ることに。ニワトリ小屋はこれで4軒目。今回こそ、壊れない、ヘビの入らない、パーフェクトのニワトリ小屋を!

基礎作りに2日。木材のきざみに1日。そして、棟上げに1日。

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カルフォルニアからやってきたツバサと近所のダイゴくんが手伝ってくれたから、計4日で棟上げ完了。人が繋がると一気に物事が進んでいって夢がどんどん形になってゆく。

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棟を上げが終わって棟梁のサム、とてもいい顔してた。

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棟上げが終わって、ウーハーのみんなと安房川へ遊びに。

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今年はポンカン同様、タンカンも大豊作!農家さんが採りきれないほどにたわわに実り、そのまま実らせてると、木が弱るから収穫して持って行ってもらいたい。というありがたいお願いをもらって、みんなで収穫しに行くことに。

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青空の下のハーベストタイム。みんな、にっこり。
太陽の光と大地でこんなにも美味しいフルーツが生み出されることに、しみじみと感動。地球ってやっぱりすごい!

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たくさん採れたタンカンはしぼってジュースとジャムに。

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今年は毎月、餅つきしてるなあ。餅つきってなんでこんなにも幸せな気分になっちゃうんだろう。

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長年使っていたコンポストトイレの小屋が不要になって1年ぐらい。いつも寂しそうにしていたので、新たなお役目を与えて、大移動することに。

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大学を休学してやってきたソクちゃんが内装工事をして、見事農作業の道具を置く物置へと変身。1日で作った簡素な小屋、もう今年で4年目。まだまだ頑張ってくれそうです。

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竹やぶに竹を採りにも行きました。何のためかというと・・・

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野菜の赤ちゃんたち(苗)の家を作るため。野生的に育てたい気持ちもあるのだけれど、寒さで成長が遅かったり、虫に食べられたり、強い雨の跳ね返りで土まみれになったり・・・。人間と一緒で赤ちゃんの時は手をかけてやると、びっくりするぐらい成長がよくなります。

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ある程度大きくなったら、家をなくしても不思議と虫には食べられなくなってぐんぐん大きくなっていきます。野菜と人間、なんか似てる。

今月は2件の結婚パーティーをアペルイでやりました。

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4年前に屋久島をでて長野に夢を追いにいったガイド仲間のヒルマ君が可愛い嫁さんと子どもを引き連れて還ってきた。天気も人も晴ればれ!最幸だった〜

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パーティー後は、薪割りを手伝ってくれた。

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そして、もう一つの幸せのおすそ分け会は、近所に引っ越してきたダイゴ君とケイちゃんの親族交えての結婚パーティー。

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親族のみんな、明るすぎ!

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この一族の遺伝子を受け継いで、きっと明るすぎる家族を創りあげてゆくことでしょう。

今月もたくさんの人たちがアペルイを駆け抜けて行きました。みんな今頃なにしてるかな。家族の時間が極端に減って共同生活が続くアペルイ。予定外の家族水入らずの1日がぽつんと出来たので、アペルイの森でテントを張ってキャンプすることに。

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家族だけの時間がなかなかないからこそ、家族の時間を大切に思える。そして、ここにやってくるみんなのことも家族と思える。みんな、たくさんの温かい真心をアペルイに注いでくれてありがとう!

# by wazofamily | 2017-04-03 17:46 | 自然に生きる