30年ものあいだ人の手が入らず自然の遷移にゆだねた大地に刃物を入れ開拓をはじめて3週間ほど。ようやく野菜を育てるまでになった。写真ではわからないかもしれませんが、大根とキヌサヤとカブとスナックエンドウと屋久島の大地で比較的たくましく育つ種を選定して蒔きました。
スコップで土を堀りかえすと・・・
過去の畑で味わったことのない無数の虫たちが湧き出した!ミミズももちろんたくさん。おー、人は無知と破壊の極みを進行しながら生きてるのかな? 自然界のこと実は何も知らない生き者なのかもしれないな。30年で土壌は半端じゃないくらいフカフカ!今まで感じたことのない団粒構造が出来上がっていた。びっくり!自然の営みは、すげーな~。この生態系を壊し、ゼロから畑に作りかえる気にはとてもなれず、大きな木の根っこだけを除去して、そのまま種まき開始!
残存する小さな根を極力いじらず、地中の生態系に、僕らの食べる作物の種を、そっとお邪魔させてもらう気持ちで・・・
屋久島の森を破壊するのではなく、森林の極相へと向かう遷移を加速させながら僕ら人間の必要な恵みを得ることはできないだろうか。それができたら素敵だな。これからの僕の挑戦だ。
これからたくさんの果樹を植え、森林を育みながら豊かに暮らせるライフスタイルを想像しながら創造していこう。
人と自然は絶対、共生できるはずだ!