丸3日間も布団の中で過ごしたのなんて、お産の時くらいだろうか。お産の時でももっと動けてたかもなぁ・・・ 新型インフルエンザ菌恐るべし。いやいや、むしろ新型インフルエンザ菌よ、ありがとう。
購入するオーブンがようやく決まり、ほっと一息着いていた次の日。だるさと微熱。その次の日には40度近く熱が出て、全身が悪寒と関節痛で寝ているのも辛い。インフルエンザがこんなにも辛いとは・・・
でもこの3日間、工房作りや仕事のことをそっちのけで家事と育児をしてくれていた俊三。そして、インフルエンザが移るからと、母ちゃんと遊ぶのを一生懸命ガマンし、生まれて初めて、母ちゃんから離れて寝た洸平。締め切った部屋の布団の中で、2人の笑い声が一番の励ましになっていた。そして温かいうどんと。
そう言えば、1人暮らしをしていた大学生時代にも高熱が出る風邪をひいたことがあった。その時は、寒い中自転車をこいで病院まで1人で行き、その後は誰もいない小さな部屋でただひたすら寝込んでたっけ。その時を思うと、声の届くところに人がいてくれること、温かいごはんを作ってくれることは、なんて有難いことなのだろう。
普段は居ることが当たり前でなかなか気づかないけれど。
そんな大切なことに気づかせてくれたインフルエンザに感謝。そして、家族に大感謝。
オーブンも決まり、工房内の配置もほぼ確定。さぁ!工房づくり再開!!
阿弓