屋久島は今、いろんな種類の野苺が実っている。待ちに待ったこの季節!畑に植えた苺も大好きだけど、野苺はあの色艶や形がなんとも幸せな気分にさせてくれる。
去年は移住して来て間もなかったので、いつ頃どの植物がどんな苺を付けるのか全く分からなくて、家の庭にある桑の実しか見つけられなかった。でも今年は、近所の方が洸平のためにたくさん野苺を採って来てくれるので、私も見つけたい!と思って一緒に野苺摘みに出かけた。
その方は屋久島で育ったので、子どもの頃から木の実や野苺をよく採っていたらしく、いろんな種類の苺がどの辺りで実っているのか、何年くらいの木(草)が実を付けるのかなど様々なことを教えてくれた。
私の実家の広島では見たことのない野苺ばかりで、どれも実が大きくて甘くて美味しい。
リュウキュウイチゴ(黄)・ホウロクイチゴ(左に1つだけ見える薄い赤)
オオバライチゴ(一番美味しい!)
桑の実(洋名:マルベリー)
ヘタを取ったり選別している間にかなり洸平に食べられたけど、リュウキュウイチゴはたくさん採れたので、ジャムに。他のイチゴはパンに混ぜ込む用に只今乾燥中。天日で干して、夜は家に閉まって、を繰り返してドライフルーツになるまで2週間かかるらしい。雨の多い屋久島では難しいかもしれないけれど、鳥やアリや洸平に食べられないように2週間がんばってみよう。前回の大根(http://kokoloha.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/post-e310.html)みたいにならないように・・・
阿弓